今回は以下のポイントで紹介してきます。
- 大企業は本当に辛い?
- 大企業はどんな所が辛い?メリット・デメリットは?
- 結論!大企業で楽しく仕事するには?
大企業は本当に辛い?
早速結論からいきます!
これは勤める企業にもよると思いますし、企業文化も大きく影響してくるかと思います。最近では「大企業はオワコン」といった記事をよくみますが、大企業全てが辛いし将来性が無い!という訳では無いという事です。
ちなみに私は今の会社に就職して、約10年で業績が良い時も悪い時も経験しました。特にコロナの影響もかなり受けています。しかし、それでも今の会社に居たいと思っています。
もちろん辛い事もありますので、大企業がなぜ辛い?と言われるのか、メリットやデメリットを中心にもう少し具体的にポイントを絞って紹介していきます。
大企業はどんな所が辛い?メリット・デメリットは?
メリットとデメリットからどんな所が辛いか見てみます。
大企業のデメリットは?
まずはデメリットから紹介していきます。これは私の他の大企業に勤める友人に聞いても同じ意見なので、今大企業に勤めている方は「確かに!」となると思います。
- 年功序列
- 副業禁止
- 人間関係が辛い
- 業務が縦割り
- 自分が希望の部署に行けるとは限らない
- 転勤がある
①年功序列
大企業はかなり歴史が長い企業が多く、社内の評価や業務の割り振りなどはやはり年功序列感は否めません。
私の会社でも、一様評価制度的には年功序列が撤廃されていますが、やはり完全に抜けきる事は出来ていないと感じます。
先輩や上司が仕事が出来ないという訳ではなく、めちゃくちゃ優秀な若手が、一気に出世したり、難しい業務を任せてもらえるという話はなかなかあり得ないです。
- 先輩を飛び越して出世は滅多に無い
- 先輩・上司からやりたい仕事は任される
やはりこの年功序列という制度は、若手にとっては不満に思っている社員も多いです。確かに、わがままなおっさんや正直仕事してないでしょ!みたいな人が結構良い給料もらってるんで、そうなると腹立ちますよね。
②副業禁止
個人的には、これが1番辛いポイントかなと思います。
未だに副業禁止の大企業多いですよね。
大企業は、いろんな部署や業務を担っているので一律に「副業解禁」とはいかないのでしょう。
時代の流れ的に「副業解禁」の流れになっていますので、今後は分かりませんが、大企業で「副業解禁」が実施されれば大企業かなり最強かと思います。
実際に副業解禁している企業もありますので紹介します。
こちらの会社では実際に副業をしたい人を募集しています。
③人間関係が辛い
大企業は従業員の数がかなり多いです。ある意味会社の中でも色んな人と触れ合えるというメリットでもあるのですが、人間関係がうまくいかず悩んでいる人も見ます。
もちろん、大企業に関わらずコミュニケーション能力が求められると思います。しかし、組織が大きい分色んな人がいます。
- 職人肌の寡黙な人
- オラオラ系の人
- 社内ルールは絶対!真面目系な人
- 人当たりが良い適当な人
- 自分の世界を生きるマイウェイな人
- ちょっと怖い何考えているのかわからないサイコ系な人
色んな人が入り混じっています。その分、上司や同僚との人間関係に悩んでいる人もいます。
④業務が縦割り
これは大企業ではあるあるだと思います。やはり大企業は圧倒的な従業員数がいるので、縦割りで分業した方が人材育成・業務効率的な面をみるとどうしても縦割りの会社になるのでしょう。
大企業病と呼ばれる原因の1つ!部署を超えたら手続きが面倒だったりします。つまり、同じ会社にも関わらず、違う部署に問い合わせや依頼をする時は相手の部署の上司にしっかり通して話をしないと後々ややこしくなったりする事があります。
これは大企業という訳では無いのかもしれませんが、社内の人に問い合わせるのに、すごい堅苦しいメールを送ります。
「資料添付していますので、お時間あります時にご査収願います。」
「お世話になっております、〇〇課のピロリと申します。」
かなり面倒なやりとりが多いです。最近のベンチャー企業は、チャットに添付して終わり!という企業も多いかと思います。
ちなみに私の会社では、ここ数年でチャットとLINEが普及しました。これは本当に良くて、今までメールで打っていた時間が本当に短縮出来ます。
⑤自分が希望する部署に行けるとは限らない
これはおそらく会社員の中で最も辛い現実かもしれません。大企業になると様々な部署があります。現場で汗をかきながら最前線の部署や財務、経理、人事、教育など、多くの部署がある中で自分がどの部署に配属されるかは入社するまでわからない。
さらに、入社してからも技術系のエンジニアかと思えば、いきなり人事!みたいな事も平気でおきます。最近は少しずつ体質が変わってきているとこもあるかもしれませんが、みんなんが人気の部署にいける訳ではありませんし、人事も適材適所でしっかり人をみて配属しています。
私の会社では自分でやりたい事を掲げ、自分自身でメンバーを募り、プロジェクトを立ち上げる事が出来ます。基本的には勤務時間外で、自分の時間を使います。私の先輩でも、それがきっかけで会社にそのプロジェクトの価値が認められ、その希望の部署にいけた先輩も何人かいます。
自分の行きたい部署に自由希望公募出来る制度を取り入れている企業もあります。特に査定が優秀な人なんかを優先して、社内公募で異動する人がいるという人もいます。
いずれにせよ、自分自身の希望を通すにはそれなりのハードルを超えなければ中々難しいという事です。
- 運・タイミング
- 社内公募制度を活用
- 社内ベンチャーを立ち上げる
この3つ以外は中々厳しいのでは無いかと思います。
仕事で結果を出している先輩も、それが理由で異動出来ているかというと微妙です。
⑥転勤がある
私は結構転々とする生活全然OKなので、良いのですが、人によってはかなりきついでしょう。
最近では「半沢直樹」で良く、「出向」といった言葉が出てきますが、「2ヶ月後海外いける?」とかあります。
私の先輩には関東に家を購入した一ヶ月後に大阪に異動の内示が出て、家の購入を断念。契約時に支払った契約金は戻ってこず…
私的に色んな場所に行ける可能性があるというのは大企業の魅力でもあるとは思います。
大企業のメリットは?
ここからは良い話。大企業で会社員をするメリットを紹介致します。
- 優秀な人が多い
- 教育がしっかりしている
- 海外で仕事が経験出来る
- 福利厚生・給料は良い
①優秀な人が多い
大企業は未だに人気はあると思います。
それこそ学歴がすごい人もたくさんいます。東大・京大はかく新入社員の中に必ず数名います。
大体の人が国立大学か、早稲田や慶應の出身者です。学歴だけでいうとかなりすごいです。
やはり、優秀な人が多い分、自分も頑張りますよね。劣等感とかも生まれてしまうかもしれませんが、そんな中でも自分の特徴や特技を生かして組織の中で努力しないと価値を生み出す事が出来ません。そうでなければ優秀な人に埋もれて、役立たずになってしまう可能性も大いにあり得ます。確実に努力して自分を磨きながら優秀な人と一緒に仕事をする事が出来ます。
②教育がしっかりしている
大企業は歴史が長い分、社員の教育はすごいと思います。時間をかけて、しっかりと会社の文化やマインドを教え込んできます。
それこそ、海外で部署を持っている企業なんかは、入社して数年で海外での経験を積む事も出来ます。
もちろん日頃の仕事の結果や姿勢等が上司や会社側に認められた人のみですし、人数には限りがありますが、チャンスはあるという事です。
③海外で仕事の経験が出来る
大企業になれば、海外に工場や支店を持っている企業がほとんどです。そうなれば、ほとんどの人が海外出張や海外での駐在勤務を経験する事が出来ます。
海外で仕事が出来るのはかなり貴重な経験になるはずです。
- 環境適応能力がUP
- 転職に役立つ
- 人生観が変わる
海外で仕事をするという事は日本の常識が通じないケースもあります。
私もアメリカ人と仕事を何度かした事ありますが、非常に失礼なのですが、「意外に勤勉」という印象を持ちました。
それ以外にも、夕方17時くらいになったらほとんどの人が家に帰りますね。日本人みたいにダラダラ残業したりしません。
これは私の先輩の話ですが、プロジェクトで関わっていた外資系の企業に転職した先輩もいます。年収は1.5倍になったとか…..
私の高校の同期の超大手企業の自動車メーカーに勤めてましたが、海外経験をした後、あっさりと超勢いのあるベンチャーに転職してました。
もちろん個人の能力もあると思いますが、大企業での経験や海外での経験は転職に非常に有利かと思います。
ステップアップとして大企業に勤めるのもありですよね!
結論!大企業で楽しく仕事するには?
今まで紹介したメリット・デメリットは紹介してきました。それでは結論です。
特に上司のと関係は大切にしましょう。上司も人間ですし、どんなに正しい事を言っていてもうまく行きません。また、チャンスを掴む為にも、上司や同僚とコミュニケーションをしっかりとる事が大切です。
大企業にはたくさんのチャンスが転がってます。
色んな部署がある事も一つの魅力です。意外に社内の制度とかを知らない人もいるので、調べて上司に相談の上、存分い活用して下さい。上司からのサポートも絶対必要になりますので、事前相談は必須ですよ!
部署の異動や上司の判断は中々希望通りにいかないものです。
期待しすぎると、上司との関係悪化につながったり、仕事がつまらなくなります。
基本的に期待する事はやめた方が良いです。どうしてもやりたい事が別にある場合は、副業や自分の時間をやりたい事に充てる事が良いです。
大企業に入れた事で少し安心して怠けてしまう人も多くいます。会社の中だけで頑張るのももちろん大切な事ですが、自己啓発など自発的に取り組んでいかないと、魅力はどんどん衰退していくだけです。
ちなみに私は入社してから4年目に自分がとても苦手意識のあったプログラミングを学ぶ為に空いた時間でプログラミングスクールに通いました。
コストも掛かりましたが、その経験が今の私にとても大きな変化をもたらしてくれました。
会社に依存しすぎない!!!
大企業が辛いと感じる人の多くは、自分の希望が通らない。。成果を認めてもらえない。。
こういった悩みを抱えている人が多くいます。私もその1人です。
意外と自己啓発とかしている人は割合としても少ないそうなので、まだまだ自分は出来る!と思っている人は自己啓発に挑戦しながら、大企業の中でも頑張ってみるのもおすすめです!